この開催から福山からの騎手が入れ替わりで、荻田恭正騎手と渡辺騎手が参戦。
この当時の福山には渡辺騎手が2名いて、苗字だけでは渡邊貞夫騎手か渡辺勝行騎手のどちらかの判別ができない。
桒田騎手が「くわ田」と表記されていたことから正確な漢字を可能な限り用いる方針であったように思われる。
ならば渡邊貞夫騎手が参戦しているとすると「渡邊」あるいは「渡なべ」などと表記されている可能性が高い。
加えて比較的若手の騎手が参戦しているので渡辺勝行騎手であると思われるが、依然として確証は持てない。
余談だが、渡辺勝行騎手は先日引退した渡辺博文騎手の兄である。
またこの日の9レースは「土佐みづき特別」とのタイトルがついている。
別府騎手がこのレースのみ減量なしで騎乗しているため準重賞・重賞のどちらかに該当するレースだろう。
ただし条件が「アラ系B」なのでいわゆる条件重賞?
条件重賞と準重賞がイコールなのかもしれない。
平成30年度には3歳の準重賞「土佐水木特別」が施行されるが、特に系譜があるという訳ではなさそう。
土佐みづき特別は「土佐みづき特別」となる年度もあれば「土佐みずき特別」と表記される年度もあり統一されないのだが、これは適当に決めていたのか、はたまた職員間でせめぎ合いがあったのか。
1981年第5回高知競馬1日目
1981年第5回高知競馬2日目
1981年第5回高知競馬3日目
1981年第5回高知競馬5日目
1981年第5回高知競馬6日目
1981年9月5日(土) 高知競馬出走表
1レース サラ系C 1200m
単勝3番 540円
複勝3番 340円 6番 210円
連複3-6 7280円
特記事項
荻田騎手は応援騎乗初日の初レースで1着。
おそらくは高知競馬初騎乗初勝利。
騎乗馬のクロバーケンザンは81年の1着はこのレースのみ。
2レース サラ系C 1200m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | タカサゴアズサ | 56 | 曽我 |
2 | マルニランマン | 55 | 谷 |
3 | ハルナセイコー | 56 | 松下 |
4 | タカサゴミツヨシ | 55 | 打越 |
5 | ダブルキング | 56 | 渡辺 |
6 | ブイラツキー | 54 | 金田 |
7 | タマノカンザン | 56 | 細川 |
8 | モトシロゴールド | 56 | 松木 |
単勝7番 2070円
複勝7番 230円 2番 130円 8番 230円
連複2-7 240円
特記事項
タマノカンザンは1978年のカブトヤマ記念で3着。
3レース サラ系C 1200m
単勝3番 210円
複勝3番 160円 2番 200円 1番 200円
連複2-3 350円
4レース サラ系C 1200m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | ヤワタジヤンボ | 55 | 渡辺 |
2 | アジリボー | 56 | 宗石 |
3 | ヒカルレデイ | 55 | 三小田 |
4 | サンオーダンデー | 55 | 曽我 |
5 | シユンイチリユウ | 55 | 谷 |
6 | エアーメール | 54 | 野田 |
7 | マツノエル | 55 | 土居 |
8 | ニホンピロダイヤ | 55 | 金田 |
単勝4番 180円
複勝4番 140円 1番 520円 8番 230円
連複1-4 880円
5レース サラ系C 1200m
単勝8番 890円
複勝8番 180円 1番 210円 3番 100円
連複1-8 6240円
特記事項
スヨコーは1979年のサラブ四歳優駿やいろ鳥特別でアサタロー(後に中央へ移籍し4戦2着1回)の2着。
6レース アラ系C 1200m
単勝6番 240円
複勝6番 100円 1番 250円 7番 140円
連複1-6 1980円
特記事項
コガネカガミは競走除外。
ヤリカダケは1977年の園田ジュニアカップの優勝馬。
7レース サラ系C 1600m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | フクトミフアイヤー | 56 | 大関 |
2 | サカキホープ | 55 | 渡辺 |
3 | ニシヤマユウキ | 56 | 細川 |
4 | アキモトオー | 56 | 松下 |
5 | ワールドダツシユ | 56 | 荻田 |
6 | ミホハチマン | 55 | 谷 |
7 | レデイーミハル | 55 | 金田 |
8 | テイドラゴン | 56 | 大内 |
単勝1番 150円
複勝1番 160円 8番 250円 2番 160円
連複1-8 930円
8レース サラ系C 1600m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | フトーウイング | 56 | 野田 |
2 | ミカワオーカン | 53 | △別府 |
3 | キヨウゴクオー | 56 | 打越 |
4 | シヤドウリージ | 56 | 荒木 |
5 | リードインカツプ | 56 | 大関 |
6 | シンゲツスピード | 56 | 松木 |
7 | マツノミスマル | 54 | 金田 |
8 | ニードルアロー | 56 | 松下 |
単勝1番 300円
複勝1番 120円 3番 120円 4番 150円
連複1-3 380円
特記事項
マツノミスマルは1977年のサラブレッド大賞典(金沢競馬)で2着。
ミカワオーカンは地方デビューだが、78年に1度だけ中央で出走している。
この年は地方競馬招待競走が行われていないので移籍したものとみられる。
9レース アラ系B 土佐みづき特別(山口シネマ社長賞) 1700m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | リキタジマ | 55 | 大関 |
2 | サイコウキ | 55 | 三小田 |
3 | タマモシテンノー | 56 | 飯島 |
4 | ギヤラントム | 55 | 別府 |
5 | コウシユウハカツミ | 55 | 野田 |
6 | タイヨーアロー | 55 | 打越 |
7 | ハイビツクオー | 56 | 竹内 |
8 | セントスカイオー | 56 | 坂本 |
単勝6番 200円
複勝6番 120円 1番 100円 4番 320円
連複1-6 210円
特記事項
タマモシテンノーは1980年のタマツバキ記念(阪神競馬)でアリアケキングの2着。
コウシユウハツカミは1975年のジュニアチャンピオン(公営札幌競馬)、ゴールドトロフィー(旭川競馬)でともに3着。
後に種牡馬入りし、道営で活躍したスナイパーを輩出。
タイヨーアローは年明け(82年1月)の新春杯でノボルリンデンの2着、83年の建依別特別で2着。
10レース サラ系C 1600m
枠番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | ロイヤルライフ | 56 | 大内 |
2 | シユウザンプリンス | 56 | 三小田 |
3 | タマキハーケン | 56 | 荒木 |
4 | モデルエース | 56 | 松木 |
5 | トキワプリンス | 55 | 打越 |
6 | スズライジン | 56 | 飯島 |
7 | シアイワラビ | 55 | 曽我 |
8 | マロンレーク | 56 | 細川 |
単勝2番 250円
複勝2番 230円 1番 230円 8番 230円
連複1-2 570円
コメント