2002年の福山競馬のビーナス賞
以前は園田の全日本クイーンCの選考レースでした
全国クラス2頭と格下馬の編成で福山では珍しく連単の売上が連複に肉薄するも馬券妙味薄く売上悪
結果はその2頭の同着
ブレイヴシーンは現在兵庫にいる同馬主同厩舎の先代で、益田で2回レコードを更新する快速馬でした pic.twitter.com/DuqbOYcSzQ— 昔の福山競馬のブログの人 (@FCK_no_blog) 2018年6月27日
強い馬はどうしても牡馬に偏り、牝馬限定戦となると様々なクラスからの出走となり実力差が表れやすい。
この年もその例に漏れず出走馬の内で一番低いクラスから出走したのはB級と、A級だけでの編成が不可能なほどの偏り様。
そのA級の中には最高峰のA1から2頭が出走。
それがドリーミングとホマレエリートで、5月のタマツバキ記念ではマリンレオと僅差で入線しているように、ただのA1馬でなく全国レベルのA1馬だった。
そんな2頭が出走とあっては、さすがに人気は一本被り。
あまりにも配当がつかないせいで馬券の買い控えがあって、売上がメインレースの割に低い。
レースは1コーナーで掛かり気味に前に進出したホマレエリートにスタンドからどよめきが起こる。
波乱があるか?と思われたが勝負所からはドリーミングとホマレエリートの一騎打ちの様相、直線も2頭の叩きあいのまま入線。
長い写真判定の後に「1着同着」の放送。
配当のついていた連単も同着では安くなってしまい、結果的には連複の方が10円配当が良いという頭を悩ませて連単を買った人にとっては複雑な結果。
売上が低いのは残念でしたが今の時代ならネット投票のポイント狙いでむしろ売上は伸びていたかもしれない。
外から買うことのできなかった時代だからこそ売上シェアの地域性があって、たとえば福山は3連単ができるまでは連複の方の売上がよく、3連単が登場してからも馬連複の売上が3連単に肉薄していて、園田に遊びに行ったときに売上のシェアの違いに驚いたことが。
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