福山競馬が廃止になる6年前の専門紙で既に悲観的なことが書かれていました
確かにほんの数年前と比べても悪化の一途を辿っていることは明白でした pic.twitter.com/PSjma8sS1i— 昔の福山競馬のブログの人 (@FCK_no_blog) 2018年6月27日
悲しいけれど、上がり目になる要素もなかった。
出走馬はどんどん減っていき、賞金だって2005年度から前年度と比べて半分~3分の1にされるなど、もう終わりに向かって進んでいるようにしか思えなかった。
最盛期を知っている元関係者の方は「廃止になる数年は本当にストレスがたまった」「2000年に入ったころから競馬が終わるなと感じた」「全国の大きなレースを勝つなどの夢もないのにやる気なんかでてこない」という声があったように、関係者からも諦めムードが漂う。
それが原因か、晩年の調教師リーディングは比較的若い方が上位を占め、過去にリーディングを獲ったような名伯楽は規模を大幅に縮小させ、朝の調教にも少し顔を出すだけで任せっきりだったという。
苦難の中でも続けていれば今のネット投票による売上増の恩恵に授かっていたかもしれないが、売上が良くなっても老朽化したスタンドの建替え費用、それ以前の取壊し費用を捻出できたかと言われれば疑問は残る。
それに好況な状況がこれからも続くとは限らず、これからも競馬を続けていくのなら力を蓄えておかなければいけないが、果たして福山がそれをできていたか?
競馬の廃止は遅かれ早かれされていたと思う。
だが、たとえば春木のように黒字転換して補償金等を売上増で賄えた上での廃止はできていたかもしれない。
廃止の仕方がもう少しどうにかできなかったのか・・・とずっと心残りだ。
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