先日、佐賀競馬場で行われた九州ダービー栄城賞。
このレースを開業して1年に満たない渡辺博文調教師がスーパージンガで見事制し、騎手時代も含め縁のなかったダービーの栄冠を手にすることとなった。
この年にローレルキセキが出走できていれば、今年の栄城賞まで持ち越さず済んだかもしれません pic.twitter.com/EfA4vYo5VM
— 昔の福山競馬のブログの人 (@FCK_no_blog) May 26, 2019
1996年の福山ダービー。
この年はローレルキセキという「ザパルテノス以来の逸材」と言われる牝馬の主戦騎手で、牝馬ながらダービーで有力候補であったのだが頓挫してしまう。
本命だったダンディズムが凡走したことで、もしローレルキセキが出走できていれば勝てたかもしれないという思いは一層募る。
2000年のダービーは本命馬ヤマノダイオーに騎乗したが、アレクシアの激走で2着敗退。
その後、アレクシアは荒尾に移籍するまで一度も勝てなかったことを考えると、ダービーに対する縁のなさを感じずにはいられない。
そして2005年のダービー。
後にユノフォーティーンは夏に弱いということが知れ渡るが、この時は全く知られておらず。
その結果、チュウオーバロンの後塵を喫し、2000年のダービーと同じような結末に。
その後も縁はなかったが、全日本のタイトルは幾多も制している。
ミスターカミサマの第1回全日本アラブグランプリはその中の一つだが、このレースは前年まで西日本アラブダービーとして行われていた競走。
ダービーに縁のない渡辺博文調教師の像がここでも垣間見えるが、調教師としてはすぐにダービーを制覇。
このまま高知優駿も制し、これまでのダービーと縁がなかった鬱憤を晴らしてくれるだろうか。
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